少し前に長野県の小布施町に旅行に行ってきました
小布施と言えばピンとくる方もいるかもしれないですが、葛飾北斎にとてもゆかりのある町です
私は北斎がとても好きで、中でも岩松院の天井に描かれている八方睨み鳳凰図の鳳凰が本当に大好きで以前から実物を見たいな~と思っていたのでやっと念願叶いました
小布施は作り込んではいないけど昔からの景観を守っている素敵な町でした
町の写真の1枚くらい載せれれば良いんですが北斎館に行って浮かれまくってた私は、なんと写真を撮るのをすっかり忘れていました
この文章を読んで「よし、小布施に行こう!」と思う人が居るかどうかは分かりませんが、これから小布施に行く方は私のように浮かれないでしっかり目的を果たせることを願います
ついでに小布施といえば栗が有名らしく、着いたらモンブランを絶対に食べようと思っていたのにそれすら忘れるくらいの浮かれっぷりでした
そんな訳でこの旅行で撮った写真が車で帰る途中で寄ったインターから見えた佐渡島っぽい島だけです、とんだ大失態です
本当に佐渡島なのかどうかも怪しい謎の写真をのせても仕方ないので北斎館と岩松院で購入した北斎グッズを紹介しようと思います


まずは北斎館で購入した作品集とエコバッグ
作品集は美人画から富嶽三十六景など代表的なものは載ってます、北斎漫画の動物などは入ってなかったですね、かなり好きなので残念
年表も載ってますので北斎について詳しく調べたいという人には良いかもしれません
エコバッグの方はもったいなくてまだ使ってません、多分この先も使わないと思います
今思うとエコバッグは飾る用には向いてないので明らかにグッズのチョイスを間違えたような気がしますが、浮かれて知性が下がってたんでしょう
美術館のショップで買い物をしたことがある人は何となくわかると思うんですが、こういうグッズってちょっとお高めに値段設定されてますよね
私には欲しいものを全部買う余裕はないので厳選して買い物をしますが、それもショップを吟味する為の醍醐味だと思っています
ちなみにショップで買ったわけじゃないけど【富嶽三十六景】つながりで一番くじで当てたジオラマ↓

そしてこちらが本命の八方睨み鳳凰図


色紙と御朱印帳入れを購入
ちゃんと御朱印も購入してきましたよ
岩松院の天井にこの絵が描いてありまして、上を向いてこの絵を眺めながら住職の説明を聞くことができます
説明自体は北斎がこの絵を描くに至るまでのごく普通の説明なんですが、なぜか私は号泣しそうになりまして必死に耐えてました
この説明に泣く要素ないよね?一人で号泣してたら変人だよね?とそれはもう必死に耐えました
今まで美術館でいろいろ見てきたけど泣きそうになったのは初めてで自分でもびっくり、感動とか歓喜とかそういう涙なのかな
鳳凰は神秘的で言葉に出来ないけど、何か感じるものがありまして初めての感覚でした
今回は旅の目的を果たすことに集中しすぎて町を楽しめなかったので必ずまた小布施には行こうと思っています、何度も行きたくなる町でした




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